| アフリカツイン ハードケースの取り付け2007年9月 |
| 前の屋久島ツーリングでサイドバックや防水バックを使っていたが、実際雨が降った時の防水処置や宿での荷物の積み下ろし等で相当面倒であることが身にしみた。 そこで今回はちと奮発してハードケースを導入することにした。本当は屋久島ツーリング前に欲しかったが、予算上無理があったのだ。 ツアラーのハードケースとなれば、通常荷台が付くところに一つ(トップケース)とサイドカバー辺りにサイド2つ付けるパニアケースの合計3つからなる。このコースだと最低でも福沢さんが10人は必要かと。 今回はとりあえすトップケースのみにした。GIVI製のモノキーケースだと後で車種専用のパニアホルダーを買い足せばトリプル仕様にすることも可能である。幸いアフリカツイン用のラインナップもあったのだが・・・ もともとトリプルは考えていなかった。トップに1個もしくは両サイドに1個ずつの2個仕様にしようと考えていた。自分が行うツーリングと言えば大体が1泊〜2泊で、屋久島ツーリングのような一週間オーバーの旅は稀。1泊程度ならトップケース1個で十分足りるのである。少し長くなるツーリングなら両サイドのパニア仕様で行く。仮におんみゃげなどで帰りに荷物が増えても、荷台が空いているのでそこに網などで積むこともできる。 ちなみに 季節ごとの荷物量はというと 春 冬と夏の装備(多い) 夏 夏装備(少ない) 秋 夏と冬の装備(多い) 冬 冬装備(春秋程は多くないが夏と比べれば多い) とこんな感じ。 荷物は夏が一番少なく、春先や秋はどうしても多くなる。これは朝方が寒く、昼間が暑いので着る装備が多くなるからである。冬は夏よりかは荷物が多いが、その多くが身に付けていることが多いので春や秋より積む量は少なくなる。それに冬は凍結もありバイクでの出動期間は限られるので長期間ツーリングに出ること自体稀の稀。 GIVI製E36NJジュニア モノキーケースモノキーケースは車種専用のモノキーフィッティング(取り付けベース)が必要 ![]() あまり大きいのは邪魔になるので36Lタイプを選択。(大きい方は45L入る)36Lでも通常のフルフェースのヘルメットは2個入るらしい。しかしオフロードのヘルメットだと1個でもキツイ。形状によっては1個でも入らない。けれどヘルメットを収納する予定はないのでこの辺は問題ない。 底面プラスチック製であるが、モールディング(鋳型)の関係で出っ張りが結構ある。これは少し問題がある。 ウレタンを敷く振動の問題である。デリケートな衣類とか堅いプラスチック製のものを入れて長時間運転すると、振動で削れて穴が開いたりする恐れがあるのだ。 そこで適当なサイズにウレタンを切って敷いておいた。 アフリカツイン専用フィッティングE210モノキーケースを取り付ける時に車種ごとに必要。さらに言えばバイクを乗り換えてもコレを買いなおせば今まで使ってきたケースはそのまま使える。 お盆を挟んだせいもあるのか、注文して1ヶ月ほどかかった。車種によっては注文を受けてから製作にかかるらしい。まあアフリカツインはもう既にホンダの絶版になってるから仕方ないですね。 アフリカツインの黒い方の台を外しますちなみにアフリカツインの荷台(シルバーの方)は樹脂製です。 E210のベースは樹脂製で、ケースを取り付ける部分特にロックがかかる部分が使っていくうちに磨耗しないか心配。ケースの方は金属でした。 取り付けは付属のキャップボルトには座金が付属していないので各自用意しよう。結構高トルクで締めておかないと外れる恐れがある。でも樹脂製のベースなのであまりきつく締めるとキャップボルトの頭面(かかり面)が少ないのでかかりが少なくなりめりこんだりします。そんなわけで座金は重要です。 追加工 ハードケースに納まりきらないおんみゃげ等の荷物は網などで固定する予定ですが、ちょっと使いやすいようにケースに加工を加えました。 ![]() 要旋盤 材料SUS304丸棒とM3キャップスクリュー 普通にパイプとM3くらいの長ボルトを使ってもできそう。でも完全削り出しで作りました。固定用のボルトで締め付けた時ハードケースのプラスチックに極力力がかからないように作ってます。 これにより網の固定用フックが掛け易くなり便利です。ここでは使用する網は「100円アミ」としてます(爆) 程よいサイズで便利でいいんです。 ![]() ちょっとしたモンですが、アミなどのフックを引っ掛けるのに便利です。 その後荷台のあるDT125でも使えると思い、モノキーケースを取り付ける汎用のベース(こちらはアルミ製で強い)がラインナップにあり注文したが現在もう生産終了だとか。(2007年9月現在) なのでDTに付けるならもう1個アフリカツイン用でも注文して加工でもして取り付けるしかない。 心配になって後で買い足す予定だったパニアフォルダーアフリカツイン用PL148を注文したら、なんとこれも生産終了。怒り爆発や。ケースはもう既に2個目を買ってあるのに。 とりあえず1個はトップケースとして使えるので 取り付けるとこんな感じに使い勝手はGOOD。ただ走行時にハコが揺れてカタカタと音を立てることがありました。これはフィッティングの取り付け部とハコの隙間が大きいせいで、自分はゴムシートを貼って解決しました。 しかしもう1個は果たしてどうするべきか。この1個はネットのバーゲンセールで買ったので返品きかないんです。 ちょっと高くなるがパニア仕様にするには他のメーカー(全て外国製)で何とかするしかないな。 2007年9月20日追加 アフリカツイン用パニアフォルダー PL148は前に生産終了と述べた。がベースを取りに行った時にダメ元でショップに頼んでおいた。デッドストックが日本の何処かにあることに賭けて。その後連絡があり海外には一応あるらしい。どうも止めネジの穴がずれていたり、パイプが歪んで取り付けできなかったりするという精度のトラブルが多いらしく、GIVI販売元が取り扱いを打ち切ったらしい。 今回に限りアフリカツイン用のPL148はラストオーダーとして特別に1個生産してくれることになった(感謝!)。もうこれを逃すと今後新品は正規に購入できません(海外で買うかオークションにでも出るのを待つしかないかな)。納期は最速でも3ヶ月かかるみたいだが手に入るなら全然OKだ。ただし先に述べた製作上の欠陥はあっても文句は言わないという条件はあるが←これくらいならDIYで一からステーを作ることを考えればかなりいいと思う。 納品が楽しみ。気長に待ちましょう。 2007年11月24日追加 9月に頼んでおいた(恐らく)国内ラストオーダーのパニアホルダPL148が入荷した。丁度3ヶ月かかった。イタリヤからの航空便仕様なのか、パッケージが箱ではなかった。 結構大きな袋です。アンチショック剤と一緒に包装されています。パッケージのURLからもイタリヤGIVIからの航空便みたいです。 PL148 16000円前に買ったエンジンガードもこんな風になっていた。この包装のナイロンから出すのがまた大変。溶着してるんです。 左右分割型で、左右のどちらかだけ取り付けることもできそうだ。 取り付ける場合の制限事項 精度云々よりもアフリカツインに取り付ける場合、専用品であるにもかかわらず以下の制限がありました。 ○マフラーのヒートガードと干渉するので、ヒートガードとの同時装着はできないこと ○センタースタンドを立てる際の補助もち手と同時装着できないこと ○ケースを取り付けた際に左側ウインカーと接触する・・・ウインカーの取り付け位置をオフセットする必要がある PL148を取り付けるには荷台をあらかじめ外しておきます。前に着けたトップケースホルダは荷台と一緒にくっついて外れます。 早速取り付けようとしたのだが、予告どうりに取り付け穴の位置がかなりずれていた。ここは鑢の出番かな(爆) とりあえず仮止めしてみて、どのくらいオフセットが必要か見定めることに。 左側写真で見ると角度的に位置が出ていますが、実際はかなりずれています。ねじ穴の1/2くらいずれているが十分修正が可能な範囲だ。 右側左側に比べるとまし。軽く鑢で調整すれば何とかなりそうだ。 左側のキャリヤ側幸い右側・左側共にキャリヤ側は穴のずれはなかった。こちら側は荷がかかる要の取り付けになるので出来れば追加工は避けたいところだ。 調整加工はタンデムステップ側の取り付け穴で行った。さらに一番端っこは位置固定用としての作用しか受けない感じなので、ここを追加工することにした。 丸棒鑢で穴を広げていきます。殆ど現合調整になるのでどのくらい削るかは現物次第だ。 あとサイドカバーにステーが接触することもあるらしいが、今回購入したものはギリギリ接触しなくて済んでいる。また穴のずれも1/2穴径程度で済んでいるので、まだ精度はいい方だと信じよう(笑) このくらいの追加工で済むなら取り扱いをやめなくてもいいと思うのだが・・・自己責任でやるので取り扱い店やメーカーに文句は言わないという条件で取り扱いを再開して欲しいな。 ![]() このパニアケースホルダは、片側毎キャリヤ側2点とタンデムステップ側2点の合計4点止めになっている。取り付けた時の剛性は十分あり強度的にはいい。ただしケースを着けてのダート走行は避けた方がよいだろう。 左側ウインカーの問題ケースを取り付けると干渉するので、ウインカーのステーを内側に移動させることで何とか解決。ただし板面が当たっていないので少々ブラブラ揺れるが。 その他 サイドカバーの脱着は右側は普通に可能。左側は知恵の輪的な要領で何とか可能。 金属製のロック・マウントPL148ではケース取り付け部のロックがかかる部分(ロックマウント)は金属製で強度は十分あるように思える。上で紹介したトップケースホルダは樹脂製なのでここが磨り減らないか心配なところだ。 装着 ケースを外した状態 両サイドにケースを着けた状態 サイド片方1個とトップに着けた状態この状態が一番映える。 やっぱトリプル仕様にしたくなる。このものものしさがいい。モノキーシリーズの中ではローエンドな位置付けだが、ケースのデザインと落ち着いたカラーはアフリカに装着すると違和感なく収まっていると自分では思う。後付したものが車体のデザインより浮いて見えるのはあまり好きではない。 後ろから結構幅があります。夜間走行での安全のため反射テープを貼ってます。またアフリカツインは片出しマフラーなので、バラデロのように左右対称ではありませんが見た感じさほど違和感はありません。 う〜ん、かんなりいい。これぞツアラ。これなら長旅に出たくなるねぇ。パニアにより今まで苦労していた荷造りが楽々できる。急な雨も気にしなくていいし最高ですね。こうなるとパニアの左右に加え、トップケースを加えたトリプルのフル装備も検討したくなる。現在は予算的にトップケース1個か、パニアでの2個仕様です。 PL148のパニアホルダーをつけた状態でもサイドカバーを取り外すことができるので、メンテナンス性が低下することもなくかなりいい。ただしリヤフェンダーを外すときはキャリヤとPL148を外さなくてはならない。まあフェンダーを外すことなんて殆どないので問題ない。 何とか入手できたアフリカツインのパニヤホルダPL148 メーカに交渉していただいたなかがわさんやナニワのXR650さんに感謝です! 2008年2月追加 夢のトリプル化w パニア仕様にしたものの、少々使い勝手が悪いことに気付く。トップケースをサイドに取り付けるとフタがヨコに開くので、付けた状態で開けると中身がこぼれる。まあ当たり前ではあるのもの、同じトップケースとサイドケースとの併用は実用面では少々問題ありかな。ツーリングで宿に着くまでに蓋を開けることは十分あり得る。雨が降り出してカッパを取り出す時や、ちょっとした買い物を入れる場合もあるからだ。別途上開きのケースを用意したほうがよさそう。 同じGIVIのE21Nがシリーズ中安価で、デザイン的にもE36NJとバランスが取れそう。 いろいろ情報を調べているとワイズギヤにもE21があることがわかった。形状や型番からも恐らくGIVIのOEMではないかと推測できる。もし取り付け装置やキーなどが同等であれば、うちのPL148に無加工でそのまま付きそうだ。それにワイズギヤの方が8k円ほど安いのだ。 本能的に同じものだ!という直感を信じ、ある意味バクチで買ってみた(爆) ワイズギヤ製E21 定価 21000円21Lあるのでいろんなのが結構入ります。 価格的にもE36NJを3個揃えてトリプル化するよりもいい。キーは左右同型で4個付いてます。1個のキーで左右のケースを施錠できます。 キーの形状といい、全くもってGIVIのと同じでした。バイクのパニアホルダーへの取り付けも全く問題なかった。GIVIのE21と比べると、表面の粗目がないのでモロにプラスチック。自分的に見て若干安っぽさを感じます。さこう@氏的に言えばプラスティスキーとでも(爆) あとサイドケースのエンブレムがワイズギヤってのも気になるので、トップケースと揃えるためにGIVIのエンブレムを用意しよっと。 取り付け部もGIVIのE36NJ等と同じただし、パニアホルダーのロック部(写真の赤い所)は樹脂製で、強度が気になるところ。ここはGIVIのE21Nはどうなのだろうか。 ![]() ロックを解除して赤いボタンを押すとパニアホルダーから取り外すことができます。さすが安いだけあってか、ロック周りのシールが剥がれかけてます(爆) 2008年2月現在は設定価格も本家より大分安いので、エンブレムや質感を気にしない方にはオススメ。逆にあまり質感が良過ぎると、かえって扱いに慎重になるので若干ちゃっちぃー方が勢いよく使えていいかも。 ![]() 庶民の意地汚い(爆)知恵 バイクがヤマハであればこのままでもいいのですが・・・ GIVIエンブレムちょっとセコい方法ですが、これでワイズギヤからGIVI製品に化けます(爆) ただしエンブレムはGIVIモノロックシステムの補修パーツなので、E21用ではありません。 ![]() ホラね。 GIVIのE21Nにそれっぽく完成。 エンブレムの径もピッタしだった。 太陽の熱でエンブレムが張り付いて取りにくくなるので、賛同の方は使用前にやっておきましょう。剥がした方のエンブレムはグシャグシャになってしまうので、再使用は諦めましょう。 GIVIのセイムナンバーキーに交換 ワイズギヤのE21がGIVIと完全互換性があることがわかったので、GIVIのセイムナンバーキーに付け替えることにした。これで3つのケースを開けるのにわざわざ3個のキーを持たずにすみます。 GIVI セイムナンバーキーキーシリンダごと交換します。交換は非常に簡単。 C型クリップでとまっているだけです。![]() こんな構成だ。シリンダーのキー差込口のカバーが赤なので換えるとわかります。 とりあえず完成。一応ツーリングに必要な装備は揃ったかな。 トップE36NJ・左右サイドE21 のトリプル仕様になりました。 荷物が多い時はトップのE36NJを左右に2個、トップにE21を1個という構成も可能です。見かけや使い勝手を無視すればE21もサイドケースながらE210のトップケースホルダーに取り付けることもできます。 トップにはツーリングで宿に持ち込むもの(例えば着替えや洗面用具など)を入れて、サイドにはカッパやパンク修理剤など途中で取り出す必要があるものを入れるとよいでしょう。 注意点 やっちゃいました(^^;キー自体結構折れやすいみたい。ツーリングには一応予備キーを持参した方が良いでしょう。運が悪いと折れた方が鍵穴から取れないことも有り得ます。 |